kusshi’s blog

学生エンジニアの日記

技育CAMPハッカソンvol.2で努力賞を受賞しました

情報系の大学院でセキュリティの研究をしている修士1年のkusshiです。 2023年4月15-16日に技育CAMPハッカソンvol.2に参加し、努力賞を受賞しました。

技育CAMPハッカソンとは

技育CAMPとは エンジニアを志す学生の皆さんに ハッカソンと勉強会を通して 継続的なインプットとアウトプットの場を提供する スキルアップ支援プラットフォームです。

技育CAMP | サポーターズ

技育CAMPハッカソンは、株式会社サポーターズが開催する初心者向けハッカソンです。 今回のテーマは「はじめてのハッカソン」で、自主制作のきっかけに最適な機会でした。

チーム構成

技育CAMPハッカソンは、複数人のチームで参加する以外にも、個人(1人)や即席チームでの参加も可能です。今回は、研究室の同期5人チーム【チーム勝成】で参加しました。全員ハッカソン初参加で、開発経験はまちまちでした。

↓参加メンバー

twitter.com

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github.com

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開発したもの

Slack上のメッセージをChatGPTでMarkdown化、カテゴライズし、esa.ioで記事化するアプリGenieSlackを開発しました。

GenieSlackの概要

Slackからesaに変換

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流れてしまいやすいSlack上のフロー情報を、リアクションひとつでesaにストックできます。

発表スライド・デモ動画

speakerdeck.com

www.youtube.com

工夫点

モブプログラミング

メンバーが共通して持っているスキルがPythonくらいだったので、互いに知っている技術や開発手法を教え合いながら開発を進めました。

そのための工夫として、モブプログラミングの方法を取り入れました。基本的に全員が一緒に一つの作業をする形式で進め、詳しい人ばかりが手を動かすことのないよう進めました。体調不良で1人はリモートでしたが、他4人は研究室に集まり、通話も繋げてわいわい開発しました。

モブプロはリソース効率が低下しますが、事前開発と徹夜でなんとかカバーしました。

生成AIの活用

アプリ自体にChatGPTを組み込んでいる点以外にも生成AIを使っています。

GenieSlackというアプリ名は、作りたい内容をもとにChatGPTが生成したものから選びました。また、アプリのアイコンはDALL-Eで生成したものです。

GenieSlackのアイコン。プロンプトは「Slackの会話をChatGPTで解析し、Esaで情報を生成する魔法のランプのようなアプリケーションのアイコンのイメージ。シンプルで親しみやすい雰囲気。」メンバーの一人がサクッと作ってくれた。

命名センスも画力もないチームでしたがそれっぽくできるのはすごい時代ですね。 この点は運営目線でもインパクトがあったそうで、noteに記事が上がっています。

note.supporterz.jp

結果

努力賞を頂きました。

全員ハッカソン初参加、全然余裕のない状態での受賞でまず何よりも驚いてしまいました。拍子抜けしている間に講評が始まってしまい若干記憶が曖昧なのですが(すみません…)各種APIの活用、モブプロを評価していただいたようです。特にモブプロについては、きっと面白いと思って挑戦したので嬉しかったですね。

また、受賞チームが招待される6月の「技育CAMPアドバンス」に参加させていただく予定です。今回開発したアプリの継続開発を行い、その内容をプレゼンすることになります。改善点は色々あるので主にこのGWを使って頑張ります。

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